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不動産投資で失敗する原因とは?購入する前に知っておきたいたった一つのこと

不動産投資 失敗 原因

不動産投資で、多くの方が失敗してしまうのには原因があります。
それは「物件を売るだけの会社から物件を購入してしまう」ことです。

なぜなら、不動産投資とは「不動産事業」なので、購入後にスタートする賃貸経営が重要なのです。
つまり、購入後の賃貸経営を見据えて物件を購入すべきです。

事前に失敗の原因を知ることで、不動案投資で失敗するリスクの軽減に繋がります。
今回の記事では、「私、失敗しないので!」と自信を持って不動産投資を始める参考にしてください。

不動産投資の失敗は、最終的な損益で決まる

多くの方が不動産投資を始める際に不安に思っていることは、「失敗するのではないか」ということでしょう。そもそも不動産投資の失敗するとは、どんなことなのでしょう。

不動産投資の失敗とは、最終的な損益がマイナスとなり、収入よりも支出が多くなり、手残りが全くない、あるいはマイナス収支がどんどん膨らんでしまうことではないでしょうか。

では一体、何が原因でそのよう事態に陥ってしまうのか、原因と思われる判断基準を紐解いていきます。

 

不動産投資で失敗しない方法とは

「売って終わり」の会社を選んではいけない

「売って終わり」の会社は、売ることが仕事であり、物件でも売ってしまえば終了なのです。
もし、売主に物件売却を頼まれた会社ならば、実はあなたの味方ではありません。売主の味方です。

契約前に重要事項の説明がありますが、これは物件の説明です。つまり、賃貸経営が成り立つかどうかの説明ではないのです。物件の状況や法的事項を説明されても、初めて不動産投資を行うのであれば、専門用語は良くわからないでしょう。

しかし、不動産投資は自己責任なので、知らなかったでは済まされず、購入してから「失敗した!」では遅いのです。

不動産投資とは、購入後スタートする賃貸経営が重要です。賃貸経営が安定的に成り立つ物件を選ぶという意味では、物件購入時点が重要です。

ただし、物件を紹介する会社が「売って終わり」ならば、「安定的に賃貸経営が成り立つかどうか」という視点で物件を見極める必要があるのです。

あなたが初めて不動産投資を行うのであれば、物件を見極める力は備わっていないでしょう。よって、「売って終わり」の会社を選んではいけないのです。

 

不動産会社選びは「入居募集」「建物管理」が重要

売った後もサポートをしっかりしてくれる会社も沢山存在します。そんな会社を選ぶべきです。特に、入居募集と建物管理力です。
管理会社がプロパティマネジメントとして、あなたの賃貸経営の代行をしっかりと担っていただけるのかどうかです。

プロパティマネジメントとは、資産価値の最大化を目指して、あなたの代わりに賃貸経営を担う役割です。つまり、収益の向上を目指し、空室・家賃下落なども低減することや建物の資産価値を向上させるため、費用対効果も考えて修繕計画なども提案してくれます。
購入後の賃貸経営において、重要な要素を担うパートナーなのです。

よって、物件を購入するのならば、管理会社(プロパティマネジメント)にも相談すべきなのです。

 

急いで判断するとリスクが高まる

よくある言葉で「他にも検討しているお客様がいるので、すぐに決断してください。」というような決め台詞?があります。
本当に他に検討しているお客様がいる場合は良いのですが、あなたからすれば「煽られている」ように聞こえませんか?

あなた自身が紹介された物件を購入し、将来の不動産事業(賃貸経営)について理解した上で決断するのであれば良いのですが、もう少し判断に時間が必要であれば、他の物件を紹介してもらう必要があります。

「これ以上良い物件はないですよ。」と言われるかもしれません。
その場合は、「なぜこれ以上良い物件がないのか?」聞いてみて下さい。
本当に買うべきか買わないか、真実が段々見えてきます。

あなたが初めて不動産投資をするならば、担当者は物件を売るだけの方か、パートナーとして購入後もサポートが可能かなど重要になります。

 

不動産会社選びの3つのポイント

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入居者募集や建物管理も行う会社

売った会社が引き続き入居者募集や建物管理も行う会社もあります。
ワンストップサービスとして、物件紹介から入居者募集・建物管理までトータルでサポートしてくれる会社です。節税や今後の資産形成についてのアセットマネジメントも相談に乗ってくれる会社もあります。

まずは、そのような手厚いサービスのある会社から不動産投資をはじめることをお勧めします。経験を積んでご自身で判断できるようになったら、色々な会社を選択すれば良いのです。

 

トータルサポートという言葉にも注意が必要

物件紹介から入居者募集・建物管理をワンストップで行う会社でも、担当者間で意思疎通がなされていない場合もあります。

同じ会社でも売る営業担当者は「売って終わり」や、調子の良いことを言われて、実際に入居募集や建物管理を行う担当者は否定的というケースも起こり得ます。
つまり、買った後は家賃が下落・空室が長期などの事態も発生する可能性があるのです。

一般的に、物件紹介担当の営業と入居募集・建物管理の担当は異なるので、ワンストップサービスの会社でも入居募集や建物管理を行う担当者と直接話をしてください。そうすることで、物件の賃貸経営について購入前から相談を行い、賃貸経営の注意点なども教えてもらいましょう。

物件を紹介する担当者よりも入居募集や建物管理を行ってくれる担当者の方が、あなたとの付き合いは長くなるのですから。
ここでのポイントは、担当者が入居者ではなくあなたの立場になって考えていてくれるかどうか見極めてください。

 

不動産投資を成功に導いてくれる会社

会社を見極めるというよりも、入居募集や建物管理を行う担当者に直接物件のことを聞くことをお勧めします。

購入予定の物件について、入居者動向や退去が出た場合の入居募集のしやすさなどを聞いてみることも一つの方法ですね。

話を聞く担当者の力も見極める必要があります。
新人の担当では、経験がないため真実を説明されているのか分かりません。力のあるベテランであれば、的確なマーケットを説明してくれるでしょう。

更に、どのように入居者募集や建物管理をするのか、自信をもって具体的に話してくれるはずです。納得するまでヒアリングし、その間は慌てて物件を買わないのが賢明でしょう。

 

まとめ

不動産投資は購入してからがスタートです。

売って終わりの会社から物件を購入するのか?
物件を購入後も引き続き賃貸経営をサポートしてくれる会社から購入するのか?

あなたが初めて不動産投資をするならば、後者を選ぶことで後悔しない物件選びができます。

物件をお勧めしてくれた会社が賃貸経営もサポートをしてくれることで、賃貸経営を成功へと導びいてくれるのです。